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医学部入試対策の医療用語1

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医学部入試対策の医療用語1

医学部入試対策の医療用語1

2026/01/25

医学部入試対策の医療用語1

 

こんにちは!メディクール学生課です。

 

共通テストが終わり、今週から続々と私立一般入試が行われている状況です。

医・歯・薬・獣医学部の中では医学部、歯学部、薬学部ですでに試験が実施されており、

獣医学部も来週1月29日の岡山理科大学から順番に始まってまいります。

 

本日は、4学部の中でも医学部入試の小論文や面接で重要になってくる医療用語をご紹介いたします。

(半と後半2回に分けて投稿予定です)

2次試験に向けての対策にぜひご活用ください。

 

1:安楽死

 死期が迫る未期患者の要請に応じて耐えがたい肉体的・精神的苦痛を取り除くために医師が患者の生命を絶つことをいう。安楽死には薬物などを投与する「積極的安楽死」と延命治療を中止する「消極的安楽死」に分けられる。
 一般的には「積極的安楽死」を安楽死と呼んでいるが、医師が殺人行為として問われるかどうかは1991年の東海大学安楽死事件の判決で、4つの要因が示されている。①耐えがたい肉体的苦痛がある。②死は避けられず死期が迫っている。③苦痛を除去する方法を尽くし代替手段がない。④本人の意思表示がある。
これら4つの要件を満たしているかが争点となるが、患者には治療方法を選択する権利はあっても自分の命を絶つ権利がある訳ではないので、実際日本で安楽死が認められた事例はなく、患者の「自己決定権」を尊重することには当てはまらない。
 

2:再生医療

 病気や怪我で損傷した組織や臓器を培養した細胞によって再生させる治療方法で、ES細胞やiPS細胞による研究が注目されている。
「ES細胞」や「iPS細胞」はあらゆる組織や臓器に分化できる細胞で無限に増殖させることができるので、一般的に「万能細胞」と呼ばれている。「ES細胞(胚性幹細胞)」はいずれ人になりうる受精卵を壊して取り出した細胞から作られるので倫理的な問題があり、日本では不妊治療で破棄される余剰胚に限ってヒトES細胞の作製が認められている。「iPS細胞(人口多能性幹細胞)」は人間の皮膚細胞に数種の通伝子を導入することで作られるので倫理的な問題もクリアでき、ES細胞とは異なり、患者自身の細胞から作られるので拒絶反応の心配がないというメリットもある。京都大の山中伸弥教授による「iPS細胞」作製の成功は再生医療の発展に向けて世界的に注目されている。

 

3:インフォームド・コンセント

 「説明と同意」と訳され、医師が患者に対し、病状や治療方法の選択肢について十分な説明を行い、患者がそれを理解し、同意した上で治療を進めること。
 パターナリズムに基づく医師主体の医療からバイオエシックスに基づく患者主体の医療へと移行する中、患者の治療に関する「自己決定」を尊重し、納得できる治療方法を患者が選択するために必要不可欠となるのがインフォームド・コンセントである。インフォームド・コンセントにおいて、病気や治療に関する情報を患者に伝えることは「医師の義務」であり、その情報を得て治療方法を決定することは「患者の権利」であると考える。
 患者主体の医療では患者目身が病気に立ち向かい、医療に参加することが大切である。医師が十分な説明を行い、患者が自ら納得した治療方法を選択することによってもっとも重要な信頼関係が築かれ、医師と患者が対等の関係で一緒に病気を治していくというスタンスをとることができる。

 

4:ターミナル・ケア

 終末期医療(ターミナルケア)とは、延命を目的とした治療を諦めて、身体的・精神苦痛を除去し、生活の質(QOL)の維持・向上を目的とした処置のことを指す。老衰や疾病、障害などの進行によって、あらゆる医療の効果が見込めない状況で、余命が数ヶ月以内と判断された時期のことを終末期と言って、その時期に施す治療のことを終末期医療という。終末期医療は病院だけに限らず、介護施設や自宅などでも行い、患者自身が自分らしく最後を迎えるために、患者自身が望む場所で終末期医療を行うのが一般的である。
終末期の定義・・・①複数の医師が客観的な情報を基に、治療により病気の回復が期待できないと判断すること、②患者が意識や判断力を失った場合を除き、患者・家族・医師・看護師等の関係者が納得すること、③患者・家族・医師・看護師等の関係者が死を予測し対応を考えること 全日本病院協会『終末期医療に関するガイドライン』より
 

5:脳死
 人の死の判定基準の一つで、一般的な心臓死とは異なり生命維持活動の指令を出す脳幹を含む脳のすべての機能が停止し、回復が不可能な状態のことをいう。
従来人の死の定義は、心肺停止・呼吸停止・瞳孔散大の三徴候による心臓死を基準としていたが、医療技術の発達により生命維持装備を使用することで、脳の全機能は完全に停止しているが心臓は動いており、呼吸や血液の循環も正常に機能している状態が生まれた。これが「脳死状態」である。
 「脳死状態」と「植物状態」は混同されやすいが「植物状態」とは脳の外傷や病気により意識はないが、脳幹が正常に機能しているため自発呼吸ができ、回復の可能性も残されている状態であり、脳死状態とは異なるものである。1997年6月に成立した「臓器移植法」により臓器提供を前提とした場合のみ脳死を人の死と判断されてきたが、2009年7月の改正臓器移植法(A案)の成立により、臓器提供に限らず脳死が「人の死」と定義されることになった。
 

前半は以上となります。

続きは後半の投稿をお待ちください。

 

 

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