薬学部受験における推薦の重要性と対策
2025/04/13
目次
薬学部受験における推薦とは
薬学部に進学を希望する皆さんにとって、学校推薦型選抜=推薦入試は非常に重要な試験になります。国公立大学の場合は募集定員も少なく、出願のハードルも高いことから「受験機会が増える」という点がメリットの大部分となりますが、私立大学の場合だとメインの試験といっても過言ではないほど、推薦入試は重要な試験になっています。
積極的に受験を想定すべき推薦入試ですがその理由は大きく3つあります。まず一つ目が入学定員の多さです。大学によっては50名以上、100名前後の募集定員がある大学も存在し、門戸が開いているといえるでしょう。次に、出題科目の少なさと難易度です。多くの大学で一般入試と比べて出題レベルは下がるうえに、2科目試験の大学も多く学習負担が軽減されます。そして最後に「併願制の大学が多い」という点です。他学部では推薦入試=は専願(合格すると入学を確約する制度のため、国公立の受験を考えたり、その他の大学を受験することはできない)の場合が多いです。しかし、併願であれば複数の大学を受験したり、合格を保持したまま国公立の受験も可能なため、国公立志願者にとっても有益な試験となるのです。
以上の理由から薬学部を志す皆さんは国公立、私立問わず、推薦入試を含めた受験計画を練ることをおすすめします。
化学の出来が合否を分ける!薬学部を攻略する学習戦略
薬学部を志望する受験生にとって、最も重要な科目は「化学」といえるでしょう。進学後もより深堀して学んでいく科目であり、試験でも多くの大学で必須科目となっています。しかし、一部の進学校や中高一貫校を除き化学の授業進度はわりとゆっくりで、11月や12月にようやく全範囲の学習が終わることも多いようです。そうなると復習する時間もなく本番に突入、、、なんていうことになってしまいます。そこで、化学については「先取学習」がポイントになります。まず、化学基礎の定着。そして理論化学が優先になってきます。理論化学についてはしっかりと原理原則を理解することが重要ですので、学校の授業や塾・予備校の授業をしっかりと聞いて復習を重視することで定着に努めましょう。その上で有機化学、無機化学は分野別に分けて進めていくのが得策でしょう。化学は暗記する項目も多い科目にはなりますが、理解して応用することを求められる科目にもなります。ですので、化学基礎や理論化学で学習に悩みを抱えている方はインプットの仕方を見直すことが必要でしょう。「なるほど!」と思えるようなわかりやすい解説をしてもらえる先生に教えてもらうことが一層効果的なのが化学の学習です。その下地があれば、有機や無機の分野は自力で進めていくことも可能にはなるでしょう。現在、化学の学習で躓いてしまっている皆さんは専門予備校メディクールの授業をぜひ体感してみてください。無料の体験授業も実施しています。
成功するための第一歩:勉強を習慣化する方法
薬学部受験における推薦入試の重要性は、年々増しています。私立の推薦入試の場合は年内の11月にほとんどの試験が実施されます。尚、自己推薦=総合型選抜(旧AO入試)は9月や10月に実施されることが多くより早い時期に本番を迎えます。早く合格を掴めることは心理的にも大きなポイントですが、勉強に置き換えると準備する時間が短くなることを意味します。
そこで重要なことが早い段階からの計画的な学習です。そのステップの最初の一歩は勉強の習慣化です。一夜漬けに代表されるようなテスト前だけの学習では、範囲の限られた中間テストではなんとかなったとしても期末テストや模試では太刀打ちできないことが多いでしょう。そもそも短期的な暗記では知識の定着や積み重ねができていないに等しいので、いかに習慣化して繰り返していくかが、重要になります。
これは大学側の求める素養でもあり、薬学部は理系学部ですが推薦では化学と英語が課されることが多くなっています。数学のほうが分野や単元を限定することで一夜漬けの対策が可能な部分が多くありますが、英語のほうが単語・熟語の暗記、文法の理解、読解の演習と日々の積み重ねがものをいう科目となっています。そうした勉強習慣ができていな人は大学進学後の学びに難があるため、自分で計画的に学習を進めることができる人材を大学も求めているのです。
話が逸れてしまいましたが、とにかく勉強を習慣化することがポイントです。最初は時間で区切ることも一つでしょう。1日最低でも30~1時間机に向かうなど実現可能な目標を設定しましょう。いきなり3時間や5時間といった時間を設定しても、ダラダラと時間だけが過ぎてしまうことが多くなってしまいがちです。最近はスマートフォンやタブレット端末での学習アプリなども充実しているので、登下校などの時間で単語などや暗記系の学習に取り組むことも一つでしょう。
合格を手にするための対策:苦手の克服
学校推薦型選抜は一般選抜に比べて、平易な出題が多くなっています。しかし、解きやすい問題は「他のみんなも解きやすい」わけなので、平均点も上昇します。そこで苦手科目で失点してしまうと、取り返しのつかない差になってしまうわけです。
ですので、苦手科目の早期克服も推薦入試における重要なポイントになります。これは基礎的な部分の定着を進めることにもなりますので、万が一志望大学の合格を得ることができず、一般入試を戦うことになった場合にも活かせる要素が大きいです。高校2年生の間の学習到達度と志望大学の難易度を踏まえて、計画的に基礎固めを行い、苦手科目を克服していきましょう。


