受験生必見!後期試験対策
2025/02/06
受験生の皆さん、こんにちは!大学受験において後期試験に向けた学習計画は大きなポイントとなります。受験勉強は長期戦であり、後期に入るにつれて周囲の声や友達たちの進路も気になることが増え、また志望の大学に合格できていない不安や焦りもピークになることからとてもしんどい時間だと思います。しかし、多くの人が脱落していく中で頑張り続けるからこそ、逆転への道は開かれます。このコラムでは、大学受験の後期試験に向かう受験生に向けて、学習計画を立てる際のポイントや、効率的な学習方法、モチベーションの保ち方について詳しく解説します。経験豊富な予備校講師のアドバイスを交えながら、実践的な方法を提案していきますので、皆さんの受験勉強に役立ててください。
目次
受験生の道のり:後期受験の第一歩
受験生の皆さん、前期試験の結果も出揃い、希望の進路を掴めていない方は後期試験の準備中かと思います。後期試験になると、入学定員も少ないことから高倍率の大学も多く「どうせ受験しても」と諦めモードになってしまう方が数多くいらっしゃいます。だからこそ、この期間の頑張りが非常に効果的です。前期試験で合格を掴んだ上位層も抜ける上に、いままで受けた試験の失敗を修正したり、知識の見直しをすることでまだまだ上積みができるということを今一度頭にいれておいてください。
そして、まずは、志望大学の希望順位と各教科の学習時間の配分を整理しましょう。「すべて」取り組むことはもちろん理想ですが、大学によっては後期試験は科目数や出題範囲が異なる場合も多くあります。よって、志望順位の高い大学に向けて特化させていくことが望ましく、得意科目を伸ばすのか、苦手科目を補填するのかがポイントになってきます。次に、スケジュール管理を徹底して行いましょう。具体的な目標を設定し、その目標達成のために必要な学習を計画することが重要です。この時期は基礎固めとも言っていられませんので過去問題の演習、見直しのルーティンを確立しましょう。例えば、毎日午前中に時間を計って試験問題を解き、午後から見直しをするという計画で3日繰り返したら達成度チェック、という流れです。さらに、この時期の一番の問題はモチベーション維持です。気持ちや集中力を維持するためには、定期的な休憩やリフレッシュも必要です。適度に趣味の時間を持つことで、ストレスを軽減し、集中力を高めることができます。また、希望する進路に関する資料や関連する映画や本なども初心を思い出すためには効果的です。あまり長時間にならないようにだけ注意しましょうね。 こうしたポイントを実践し、後期試験で合格を勝ち取ることができるよう、努力を重ねていきましょう。目標達成に向けて、着実に進んでいきましょう!
学びの仕上げ:効果的な勉強法とその実践
後期に向けた学習において、効果的な勉強法は過去問題演習に尽きるといっても過言ではありません。取り問題を解いていく中で出題の傾向を把握するとともに自分の弱点を把握し、それに基づいた見直し学習スケジュールを作成することがカギです。きっちりと時間を計って本番に向けたトレーニングにしましょう。
モチベーション維持の秘訣:受験生必須のメンタル術
前期試験で思うような結果を得ることができずにいると非常に悔しく、不安と焦りでいっぱいだと思います。昨今は総合型選抜や推薦入試の入学定員も増加しており早期に進路が確定している生徒も増えてきましたので、周囲の友達が進路決定している中でどうしても他人と比べてしまって落ち込んだり苛立ったりといった感情の起伏が起こることもあるでしょう。ですが、そんな時だからこそ頑張りどころだと切り替えることができるか否かが後期試験の結果を左右するといっても過言ではありません。もちろん、つらい状況に違いはありませんが落ち込んでふさぎ込んでしまっていては何も積み重ねることができません。周囲と比べてしまう方はその目線を向ける先をふと工夫してみませんか?同じように結果が出ず、苦しんでもがいている受験生もたくさんいるわけです。下を見て安心しようといっているわけではありません。今時分が置かれている現状は他の人にも当てはまるわけなので、そこから一歩でもはやく歩みだせた人のほうが合格というゴールにいち早く辿りつく可能性を高められるわけです。いままでやってきたノートや参考書を見返してみましょう。これだけ頑張ってきて簡単に諦めてしまったり、投げ出してしまうのは今まで頑張ってきた自分に失礼というものです。あとひと踏ん張り、頑張ってみましょう。ただし、リフレッシュする時間も忘れずに。 自分へのご褒美を設定することも効果的です。試験勉強を頑張ったから終わったら友達と遊ぶ!美味しいものを食べる!卒業旅行に行く!なんだってかまいません。これらのポイントを参考に、充実した後期学習計画を進めていきましょう。
志望校合格への道筋を描く:計画の見直しと調整
後期に向けた学習計画の見直しは非常に重要です。受験が進むにつれ、志望校への距離を具体的に感じる場面も多くなります。だからこそより具体的に目標に辿りつくための道筋を描くことが求められます。まずは、今一度、現在の学習状況を把握し、強化が必要な科目を明確にしましょう。次に、各科目ごとに具体的な目標を設定し、計画を立てることが肝心です。 また、効率的な学習方法として、過去問題演習をしたうえで、単元ごとの復習を継続的に行うとよいでしょう。さらに、モチベーションを保つためには、小さな成功体験を重ねることが重要です。しっかりとした計画を立てたら、その計画を日々見直し、必要に応じて調整することを忘れずに。これにより、志望校合格に向けた確かな一歩を踏み出しましょう。
実践者の声:合格体験談から学ぶ学習のコツ
後期試験に向けた学習計画を考える際には、先輩たちの合格体験談から学ぶことが非常に重要です。多くの合格者が口を揃えて言うのは、シンプルに「諦めないこと」です。特に、後期試験は倍率も高く一見合格は難しいように感じます。しかし、学力上位層は前期試験で合格していることが多く、後期試験を受ける受験生たちの学力差は大きくありません。だからこそ、一歩でも半歩でもリードすることが重要になってくるわけです。倍率などの数字は確かに参考にはなりますが、出願していても受験しない人も一定数いるため出願倍率と受験倍率は変わってきます。それよりも例年の合格最低点や平均点にどれだけ近づけるかという自分対大学の戦いに如何に集中できるかがポイントだそうです。ある卒業生の話では、志望大学の後期試験の前年度倍率が100倍を超え、合格者も非常に少なかったことから周りも「無理だ」と諦めモードになっていたそうです。しかし、戦わずして逃げたくない、と気力を振り絞り勉強を続けて試験に臨んだところ、多くの受験生が昨年のデータを見て受験を敬遠したこともあり倍率は昨年の半分以下まで落ち着き、無事合格を手にすることができました。もちろん運が良かった、という見方もあるでしょうが事前に諦めてしまっていたら合格を手にすることはできていません。受験機会があるのならば、挑戦を続けることが合格への近道です。受験生としての生活は大変ですが、前向きな気持ちを忘れずこれからの日々を過ごしましょう。